日本文化独特の伝統的な美意識は、長い時間をかけて私たちの暮らしの中に自然と残され受け継がれてきましたが、 昨今の暮らしの近代化と果てしない価値観の多様化に任せて、すっかり希薄になりました。

しかしその日本文化の美意識こそ、 世界の賞賛や尊敬、憧れを欲しいままにしてきた日本独自の輝ける個性です。 

それら私たちの宝物は、独特の身体表現、しきたりや作法として、また古典とされる文学や芸能事 ― 歌舞伎や能、浄瑠璃、邦楽、邦舞の中に高度な形で残されています。

煩雑な情報生活の中では、重々しく馴染みにくく映るそれらのものを、わかり易くつたえるための工夫はないものか…

まずは古典芸能の当たり狂言などから興味深くとらえられるものを、 うごき(踊りや所作)、音、そして言葉で表せないか…と。
アバンギャルド(前衛)ではなく、 あくまで古典をベースに現代へつたえる、という足場で…

まずは 和の娯楽の極意 を 楽しも、から。